サバイバルファミリー

2016年の映画ですね。

サバイバルファミリー。

 

当時、ちょっと気になってはいたものの、結局見ることがなかった作品です。

CMではちょっとコメディ風なのかなと思わせるような感じでしたが実際は違いました。ある日突然、電気水道ガスなどあらゆるインフラがとまり、全人類の生活がサバイバルになってしまった話です。電池も使えず、車や電車も動かず、情報が全く入ってこなくなったのです。

考えるだけでも恐ろしい、、、と思いましたが実際1日限定だったら経験したいかも。

 

仕事も学校も「自宅待機」になっていき、水や食料なども入ってこないため、インフレ化してっていきます。人々はストレスが溜まっていき、他人に厳しくなります。犯罪なども起きますが、放置。というか警察が機能しているかどうか不明です。

「西の方は電気が使える」という通りすがりのうわさによって主役ファミリーが西を目指します。

 

 

という、まあなんというか今のご時世にもあてはまることがあるなあと、思いました。

サバイバル。というからには無人島的な要素があるのかなーと思っていましたが、いい意味で裏切られ、明日からエネルギーが使えなくなったら人々はどうなっていくのか、を考えさせられます。最初のほうで、駅のホームに人が混雑する描写があるのですが、まさに今の日本ですよね。責任感が強いのか、脳みそが洗脳されてしまっているのか、なーんて思います。もちろん、会社に行っても仕事ができません。PCも使えませんし情報も入ってきません。それを考えた上でホームにいるのかはわかりませんが。まあ、いつ復旧するかわからないというのもありますが、まじめですからね日本人。そんな僕もくそまじめですが。

 

で、この主役の家族がいいバランスで。。。

自転車の旅ですよね。たのしそう。途中無人のホームセンターによるんですが、そこで食べ物はあたりまえのようになく、まあみんな考えることは同じですから。長男の知恵で何とか水?はのめるよと、知らなきゃ飲まないようなもので水分補給するのです。途中、前向きで生きる力が強そうなふぁみり―に、知恵を教えてもらったり、自給自足の田舎爺さんに助けてもらったりと、なんかこう楽しいシーンはあります。

 

それと、お父さんが川に流され死んだと思われてたシーンあったのですが、生きててよかったです。昔の自分ならなぜここ生かしてしまったんだとおもうでしょうが。斜めに見ずにハッピーエンドこれがいいのです。